大貝獣物語Ⅱ
みなさん、このゲームを知っていますか？
ゲームの説明をする前にどうしてこのゲームについて書きたくなったかを書かせてもらいます。
僕は先日まで天外魔境Ⅱを遊んでいました。
そして、このゲームを遊んでいるうちに「これは大貝獣物語Ⅱの原型かも知れない」と思うようになりました。
事実、似ているところがかなりありました。
そして、ネットで検索してみたところ天外魔境Ⅱは２００００件以上ヒットしたのですが大貝獣物語Ⅱの方は３桁しかヒットしませんでした。
しかもそれらはほとんどが改造コードのページだったりサントラについてのページだったわけです。
攻略ページだったところも少しはありましたが攻略と呼べるページではなくやり込み系のページでした。
どうしてこんなにも似ている２つの作品がここまで違う評価をされなければならないのでしょうか。
そして気合の入り方ならスーパーファミコンで一番のゲームを誰も遊んでいないのでしょうか。
失礼ながらまともな攻略ページはありませんでした。
なんかこれではこのゲームはふつうにはクリアできないと思われているみたいなので
それならシリーズ三作品を全て発売時に定価で買って後に大いに後悔をした僕が作ってみようと思ったわけです。多分、資料となるようなものは全て持っていると思いますので途中で遊ぶ気が無くなるまではやってみようと思います。とりあえずラストダンジョンの断崖宮殿までしかしませんが。理由はここから先に正攻法で進むのなら運が全てとしか言いようがないからです。運が悪いと戦闘に入ったら１ターン目で全滅、そしてタイトル画面になんてことになるからです。
それにしてもどうして天外魔境Ⅱはあんなに長いゲームなのにストーリーを含めた攻略ページがたくさん存在して大貝獣物語Ⅱはストーリー紹介のページが存在しないのでしょうか。やっぱりボリュームと知名度のせいですか。
たしかに僕も「こんなページ作って誰が喜ぶんだ」って思います。
でも、このゲームのストーリーを紹介することで１人でもこのゲームに興味を持って遊んでくれたらという気持ちで
作ることを決心しました。
ゲームの説明
このゲームは４０メガというスーパーファミコンで２番目に容量の多い大作ＲＰＧです。
しかし一番目のソフトはしゃべることで容量の大半を使っていたのに対してこちらは一切しゃべらないのでゲームそのものの容量ならスーファミナンバーワンだったりします。
そしてこのゲームはシステムの大半が独自のものになっています。
戦闘はスーパージオラマチックバトルといってジオラマ風の奥行きのある画面になっています。
戦闘中の情報は全てこの画面内で知ることができます。
行動は素早さの高い者から順番になりますが回復は最優先されます。
戦闘を短くするために細かくキャラクターの行動を記憶させて作戦名をつければ作戦として何時でも実行することができます。
そしてバリアブルモンスターシステムによって全ての敵はある程度のダメージを受けるとグラフィックが変わってそれがわかるようになっています。
戦闘以外のところに目を向けるとすけっとシステムがあります。
ゲーム中にはすけっとと呼ばれる仲間たちがいてさまざまな形でプレイヤーを助けてくれます。
次にスタンプラリーシステムです。
ゲーム中にスタンプカードを手に入れると世界中にあるスタンプをスタンプカードに押す事ができてその時のタイムでもらえるアイテムが変化するというもので全部を集めるのは至難の技です。
ちなみに全てのスタンプを集めた時点で４８時間が経過していなければよかったりします。
ちょっと違いますがタイムリミットは４８時間未満だと思ってくれればいいと思います。
それ以下のスタンプのタイムリミットは追って説明します。
その他にもいろいろシステムはありますが中でも一番の特徴はＰＬＧＳです。
これはパーソナル・ライブ・ゲーム・システムの略でこのゲームには現実と同様の時間が流れているのです。
これによってプレイヤーが誕生日を祝ってもらったり時の伝言板を使って未来にメッセージを残したり時の番人に時間を指定することで何かしらのイベントが起こったりします。あと、時の遺跡という場所で決まった時間に来た時に（知らなかったら絶対に出来ないようなことをすることで）そこでしか手に入らないようなアイテムが手に入ったりします。
そして、もう一つの特徴とも言えるのが我が町システムでこれはゲームの途中で手に入る自分の町で宝石を渡す事により様々な施設を作ってくれるというものでこれには本当にいろいろな種類があって楽しませてくれます。
ストーリー
シェルドラド・・・・・・時空のはざまに浮かぶ世界
オーラの秘石が眠るという黄金郷シェルドラド
不思議な生物、貝獣たちが棲むという
幻大陸シェルドラド・・・・・・
４つの貝の勇者とその仲間たちの活躍で、宇宙の侵略王ギャブ・ファー
の野望が砕かれ、シェルドラドに平和な日々が戻った・・・。
しかし、こんなにも早く、再び火の貝の勇者の力を借りなくてはならないとは。
貝獣仙人は感じていた。「霧が騒いでおる・・・」。傷ついたドラゴバードが
堕ちるようにして舞い降りてきたのは、まさにその時だった。
ドラゴバードとは、霧の外の世界に住むといわれる伝説の飛竜。
霧の外・・・。誰もが伝説と思っていた世界は確かに存在した。
この貝獣島を中心とした霧の中の世界は、シェルドラドの一部にすぎなかった。
”霧の道”を抜けた先に、もうひとつのシェルドラドが
あったことを、ドラゴバードが証明したのだ。
そして霧の外の世界ではもっと恐ろしい伝説が現実になろうとしていた。
それは、５００年も前に封印されたはずの暗黒魔導師ダークの復活。
しかも、あのギャブ・ファーが残した６個の卵を手に入れ、
暗黒魔法で邪悪な”六魔将”をつくりだし、多くの魔物を従えて各地を
荒らし回っているという。ダークの目的は、古代塚に眠る秘石
オーラストーンを集めることらしい。秘石に秘められた力は
はかりしれないといわれ、それがダークの手に渡れば・・・。
今はまだ霧の外の出来事でも、いつ、霧の中に侵略の手が伸びて
くるとも限りない。いや、霧の中と外を合わせた世界がシェルドラド
であるならば、もう、シェルドラドの平和は壊されているのかも
しれない・・・。もはや、火の貝の勇者を召喚する以外に道はない。
貝獣仙人は、再びあの呪文を唱えた。
シェルバラ、ラバンガ、ガバンダ、モガンバ・・・。
キャラクター紹介
バブ
貝獣トリオのリーダー役でブーメランで敵全体を攻撃したり
菌魔法という特殊な魔法を操ったり特技によって
攻撃力と防御力を下げてその分、魔力と魔法防御をアップ
させることができる。
クピクピ
貝獣トリオの魔法使い役であらゆる魔法を使いこなし
我が町発展には欠かせない”ジュエルナ”という敵を宝石に
変える魔法が使える。
ポヨン
食いしん坊であわてんぼうだけど貝獣トリオの中でも
戦闘能力が最も高く、敵の特定の攻撃を覚えて使える
”体感魔法”を使うことができる。
ルミエラ
火の貝の勇者を助けたことで六魔将のひとり、メガロキングによって
眠らされてしまったグランガラム城の姫。
回復魔法を中心に様々な魔法を操ることができるが
体力はすくない。
バルテス
数年前に記憶をなくして倒れていたところを
ルミエラによって助けられ、それ以来剣の腕がたつことから
グランガラムの王宮騎士団隊長になっている獣人。
火の貝の勇者が現れたことでルミエラに想いを寄せていた
バルテスは城を出て行ってしまう。
その正体は実は・・・
シャムル
敵のアイテムを盗んだり二刀流が出来たりする
猫族の女盗賊で戦闘中には猫になって能力をアップさせることができる。
謎の戦士
大切な人を殺されたことによりダークとその部下のＤｒ．ドーンをつけねらっている。
自分の拳を武器にして様々な属性の技を使う事ができる。
謎のロボット
Ｄｒ．スパーナが開発した知能や感情を持ったロボットで
魔法の詰まった弾丸を使ってあらゆる属性の攻撃をすることができるが
その正体は実は・・・
ポット
その昔、ある大魔道師によって壷の中に閉じ込められてしまった
大魔法使いで召喚獣と契約をすることで召喚魔法が使えるようになる。
外見が壷なだけに壷に紛れて姿を隠している。