Chapter.7 深き闇のなかで・・・
常闇の迷宮
ここまでのあらすじ
ユグドラシル領域にてレダに追いついたエクセルたち。
レダを止めるもそこにヘクター直属の告死天使マリス
が現れ、ついにはアクアリウムを破壊されてしまう
なんとかマリスを退けるもその代償は大きく、
レダを失ってしまう。
そして、レダから真実を聞いたエクセルは
封印されし者を復活させよとしているヘクターを断罪するために
ユグドラシル領域の両極端、常闇の迷宮へと向かうのだった・・・
告死天使としてではなく、リヴィエラを護る者として・・・
7−1 クレモネイア層 | |
闇に染まったヘヴンズゲートの一部。巨石が階段状に増積しクレモネイア層と称される場所。 | |
エクセル: | こんな形でヘヴンズゲートに帰ってくる事になるなんて・・・ |
ロゼ: | にゃ〜んにゃ〜んにゃにゃにゃん (初めてここにきた時ウルスラにあったんだよね) |
エクセル: | うん、そこから全てが始まったんだ でも・・・全て終わらせなくてはならない レダのためにも・・・ね |
ロゼ: | にゃ〜〜ん(そうだね) |
『地に刺さる剣』 | |
アクショントリガー成功 | |
エクセル: | 引き抜けたぞ! |
葬竜宝剣クレド入手 | |
『鎖で繋がれた場所』 | |
エクセル: | ここを通る時・・・過去の僕はなにを考えていたんだろう おそらく考えていたのは、使命のことだけ・・・ 少し前の事なのに、もう何年も前の出来事のようだ |
セレネ: | あれ!?地震かなぁ・・・地面が揺れたような気がしたけど |
エクセル: | 僕もそんな気がしたよ |
セレネ: | やっぱりそうだよね! |
フィア: | ゴリアテ島までは遠いのでしょうか? |
エクセル: | そう遠くはないと思うけど・・・ |
ENEMY: | ゴウゥゥゥ・・・ |
シエラ: | 魔族ですわ!! |
フィア: | エクセル様 どうします? |
VS邪悪なる牙 ティアマット パズズ | |
エクセル: | 全てを終わらせる・・・もう迷わない みんな、力を貸してくれッ!! |
戦闘終了 スコア 1400 ランクB TP3 星くずの砂時計 | |
エクセル: | さあ、一気に進もう! |
『鎖で繋がれた場所』 | |
エクセル: | ここを通った時の自分は思い出したくないな 神界のことだけを考えていた自分を・・・ |
フィア: | エクセル様 エクセル様がそう考えているということはそれだけエクセル様が 成長なさったってことですよ |
エクセル: | 成長・・・してるのかな、僕も |
フィア: | ええ、それはもう みんな、悩んで答えを出して、失敗してもまた考えて、 そうやって成長していくんですから |
エクセル: | フィアにはかなわないな・・・ |
ルゥリ: | フィアちゃん、すごーい |
フィア: | お爺様のうけ売りですけどね くすッ・・・ |
ロゼ: | にゃんにゃんにゃ〜〜にゃにゃん (レダ様のことだけどさ 最後に残ったレダ様の雫って やっぱり涙だったと思うんだ そう考えるとレダ様はロストしたものを最後に取り戻したのかもしれないね あくまで推測にすぎないけどね) |
エクセル: | ・・・・・・・・・ |
『宝箱」のアクショントリガー成功で虹のアンフィニ入手 | |
『鎖で繋がれた場所』 | |
エクセル: | 鎖で繋がれた岩石がいくつも連なっている・・・ |
7−2 ルートMX127 | |
ヘヴンズゲートに存在する主要路の一つ。ゴリアテの島とを結ぶ目的で神代後期に構築された。 | |
ルゥリ: | ここ、グラグラするね〜 あはは、へんなのー♪ |
セレネ: | ここ、大丈夫かな?なにかのショックで崩れそうだよ |
シエラ: | それに、この岩自体もかなりもろいようですわね |
エクセル: | うん、古いからみんな気をつけて渡ろう |
フィア: | 戦闘でも衝撃を与えないようにしないといけませんね・・・ |
エクセル: | みんな、急ごう・・・ |
ボマー: | 浅ましい天使に卑しい精霊・・・お前ら全て吹き飛んじゃえッ! |
VS絶対破壊主義者 ミノタウロス ケツァルコアトル ボンバーキッド | |
セレネのSイリュージョン! | |
戦闘終了 スコア 2400 ランクS TP5 飛竜の翼 | |
エクセル: | なんとか倒すことができたな |
『ちぎれそうな鎖』 | |
シエラ: | この鎖の痛みはすごいですわね・・・ これでは、いつ鎖が切れてもおかしくないですわ |
ルゥリ: | ええっ、切れちゃうの? |
シエラ: | よほどの衝撃がない限り大丈夫でしょう |
ルゥリ: | ふーん |
エクセル: | こんな場所で狙われたら・・・ |
セレネ: | はやく進んだ方がよさそうだね |
ダイナ: | はやくこっちに来いよッ 今すぐケシズミにしてやるから |
マイト: | ・・・それとも、僕たちが怖くてこっちに来れないとか? |
ダイナ: | きっとそうだ 笑っちゃうね 僕たちの爆弾が怖いんだよ! |
VS爆風連合 シムルグ ディアナサーヴァント ボンバーキッド×2 | |
戦闘終了 スコア 2500 ランクS TP5 ディアナの星弓 | |
フィア: | はやく先に進みましょう |
フィア: | ようやく鎖を渡りきったみたいですね |
セレネ: | こんな道はもうこりごり |
エクセル: | うん、そうだね |
『宝箱』のアクショントリガー成功でディアナの星弓入手 | |
『鎖』 | |
エクセル: | ここまでくれば、地表も安定したようだ 鎖の痛みもさきほどよりはマシだ |
7−3 ゴリアテの島 | |
ゴートの七賢の一人ヘクターの居城が存在する島。闇の結界により所在不明となっていた。 | |
エクセル | ここがゴリアテ島・・・なんとかたどり着けたな |
フィア: | ここは私たち精霊にとっては冥府とも言える場所ですね |
エクセル: | このどこかでセトが召喚されているはず・・・ |
シエラ: | セトが召喚されたらウルスラさん消えちゃうんですよね |
エクセル: | そうなったらもう神罰は守れない 急がないと・・・ |
セレネ: | これからが本番ってトコね |
エクセル: | うん、そういう事になるね みんな、最後までがんばろう |
エクセル: | 長い階段だ・・・ |
セレネ: | 飛びたいけど、ここで飛んだら狙い撃ちされちゃいそう・・・ |
アルセーヌ: | キュイ! キュイ! |
VS気高き堕天の翼 イエティオーグ オピニンクス ミノタウロス | |
戦闘終了 スコア 2600 ランクS TP5 アミュレット | |
エクセル: | 全ての決着をつけるため先に急ごう・・・ |
『亀裂』 | |
エクセル: | 岸壁に小さなヒビがある |
エクセル: | ・・・・・・・・・!! |
フィア: | どうしました、エクセル様? |
エクセル: | なんだろう・・・誰かの視線を感じたような |
ルゥリ: | 視線?ルゥリとかの? |
エクセル: | いや・・・すごく強烈で不安を募らせるような・・・この感じは・・・告死天使・・・だ |
シエラ: | マリス・・・ですか |
エクセル: | うん、そうだと思う |
『宝箱』のアクショントリガー失敗で虹のアンフィニ入手 | |
7−4 闇に至る道 | |
ヘクターの居城「常闇の迷宮」へと至る道。大きく蛇行している為道のりは結構ある。 | |
シエラ: | ここは・・・まるで異世界ですね |
フィア: | ほんと、気味が悪い・・・ |
エクセル: | (道が曲がりくねって続いてる どこへと続いているのか先も見えないな) |
ルゥリ: | リヴィエラがもし魔界になっちゃったらこんな感じなのかなぁ・・・ |
エクセル: | ルゥリ そんな未来・・・あっちゃいけないんだ |
シエラ: | そうですわ |
ルゥリ: | うん |
『道』 | |
セレネ: | ぐねぐね歪んで歩きにくいね |
ルゥリ: | セレネちゃんはまだいいよたまにズルして歩いてないし |
セレネ: | 飛んでないって |
ルゥリ: | 飛んでるもん |
シエラ: | まあまあ、こんな所でそんな話をしても仕方ありませんわ |
ルゥリ: | 仕方あるもんー この道、歩きにくいよー |
エクセル: | 本当、地面が足に絡み付いてくるようだよ |
ENEMY: | ゴゴゴゴゴ・・・・・・ |
VS巨人砦 ティターン パズズ ヘルカーサ | |
戦闘終了 スコア 5000 ランクS TP3 天使剣ロージア | |
エクセル: | 近いな・・・ |
シエラ: | 殺気・・・ですか? |
エクセル: | うん、だんだん強くなってきている マリス・・・ |
『宝箱』のアクショントリガー成功でサザンクロス入手 | |
シエラ: | どうやら着いたみたいですわ |
エクセル: | これが・・・常闇の迷宮 |
フィア: | エクセル様、行きましょう! |
マリス: | ふふふふふふふ・・・どこへ行くっていうんだい? ここから先は、選ばれた者だけが入ることを許される神聖なる場所だと言うのに |
エクセル: | ・・・マリスッ!? |
マリス: | ふふふ・・・やはり来たか エクセル |
エクセル: | 封印されしセトの召喚などはさせない!まして、神罰など |
マリス: | セトの復活は順調だ ふふ・・・精霊どもの魂を喰らってな あと少しの魂があれば全てが成就される ヘクター様の願いもかなう |
セレネ: | まだ足りないというの?一体どれだけ精霊を犠牲にすれば |
マリス: | 全部だよ・・・全部 精霊はそのためだけに存在するんだ |
エクセル: | 神罰を使ってリヴィエラを滅ぼして それで本当に、神々の望む世界になったといえるのかッ! そんな事を望む者が神々であるなら・・・そんな神々なんかいないほうがましだ! |
マリス: | 詭弁だな |
エクセル: | 違うッ、神々は・・・そんな事を望んでいない |
マリス: | 神々の行為に何を求めるというのだ 強き力には善も悪もない 力の頂点に立つのが絶対神 ヘクター様に従っていれば天使は幸せになれる |
エクセル: | 告死天使はヘクターに仕えるのではない 神々の意志に仕えるはずだ |
マリス: | 告死天使になった時契約したであろう おまえも神々の断罪に刃を貸すと |
エクセル: | 違うッ、神々に誓っただけだ! |
マリス: | 告死天使が裏切るのか・・・どうやら、完全に精霊かぶれになってしまったか ここではウルスラも手出しはできまい 今度こそ決着をつけようではないか |
エクセル: | マリスッ!何故そこまでヘクターにつく 本来、告死天使は・・・ |
マリス: | 本来・・・告死天使が本来どうだと言うのさ あたしの全てはヘクター様 あたしが告死天使になるためにロストした物・・・それは自らの未来さッ! |
エクセル: | み・・・らい・・・ |
マリス: | そうだ あたしは自らの未来を全て捨て告死天使になる事を許された・・・ 未来を封じられた存在 |
エクセル: | ・・・マリスッ、邪魔をするな! |
マリス: | (ぐッ・・・エクセリオンで受けた傷がうずく 世界樹でエクセルに受けたこの傷・・・完全には癒えぬか なんとしても、ここで決着をつけるしかない あたしに用意された未来などない・・・ならば、いっそ・・・) これが最後の戦いだ エクセル この地で朽ち果てるがいいッ! |
VS逆襲のマリス 告死天使マリス | |
告死天使マリスの告死トゥリエ・ノア! | |
フィアの緋のアルテナ! | |
戦闘終了 スコア 10000 ランクB TP1 | |
マリス: | やはり、あたしは・・・いや、まだ・・・まだ、あたしにはやらなければならないことが・・・ |
エクセル: | ま、待てッ、マリス! |
7−5 緋のフラウ | |
常闇の迷宮内部に展開するレデュオン3層の一つ。赤い光に映し出された緋色のレイヤー。 | |
エクセル: | マリス・・・未来をなくした・・・告死天使・・・か |
シエラ: | 未来なんて、他人がなくせる物なのでしょうか? |
フィア: | ええ・・・でも、もし自分の未来を他人にささげなくてはならないなら・・・ それは、とてもつらく耐えられない事ですね |
エクセル: | 自分の未来・・・僕たちの未来・・・そんな事、今まで考えた事もなかったな |
シエラ: | ここって本当に歩いていける所なのでしょうか・・・ みんなが暗黒の中へ誘い込まれているような・・・そんな気がします |
エクセル: | シエラ・・・ |
ルゥリ: | 大丈夫だよー、シエラちゃん |
シエラ: | えっ!? |
ルゥリ: | だって今までもみんな一緒だったら、なんでも突破できたもん 今度もきっと大丈夫だよー |
シエラ: | そうですわね、その事・・・忘れていました いけませんね わたし、お姉さんなのにしっかりしなくっちゃ エクセルくん、先に進みましょうか |
セレネ: | 何か地面に落ちているみたい なんだろうね 黒い羽根だよ・・・これ!? |
エクセル: | 黒い・・・羽根・・・この感覚・・・おそらく天使の物だ |
セレネ: | レダの物ではない・・・とすると、これはマリスの羽根だろうね |
エクセル: | ・・・マリスの羽根!?そうか! レダの羽根ばかりに気をとられて考えてもいなかったけど、 世界樹にあった黒い羽根はレダの物だけじゃなかったのかもしれない |
シエラ: | どういう事です? |
エクセル: | 僕は世界樹で黒い天使の羽根を見て・・・ レダがアクアリウムの破壊をしていると思っていた だけど黒い羽根はレダだけじゃないマリスもまた黒い羽根だったんだ マリスは僕たちやレダの起こした混乱に乗じて、 世界樹へやってきたのかもしれない |
シエラ: | なるほど・・・ |
エクセル: | でもマリスは、何故自ら先に世界樹へと乗り込まなかったんだ 僕たちがインフェルノスを倒している間に隙を講じれば、 告死天使であるならば可能であるはずなのに・・・ |
ルゥリ: | うーー ルゥリ難しくてよくわからないよー |
シエラ: | あらあら じゃあ、ルゥリちゃんにはまたの機会に説明してあげますわ |
エクセル: | まわりの空気が揺らいでいる・・・ |
フィア: | !? |
D.Aghart: | (我は魔となりしその根源となる存在) |
ルゥリ: | これ・・・っていったい・・・ |
D,Aghart: | (世界は我に怖れ、儚き恐怖という名の賞賛を与える・・・我はアガルタ 復活せし、闇の眷属) |
セレネ: | 闇の・・・眷属!? |
D.Agart: | (我の復活のため 無限に続く恐怖の闇を味わうがいい!) |
シエラ: | みなさん、敵が来ますわッ! |
VS闇の眷属T D.Agart | |
エクセルのメテオフォール! | |
戦闘終了 スコア 7400 ランクB TP1 幻獣レイテの爪 | |
シエラ: | 闇の眷属・・・ |
エクセル: | 魔となる存在 それがこの地で復活しようとしているのか・・・ |
『ワープ』 | |
7−6 碧のエルペ | |
常闇の迷宮内部に展開しているレデュオン3層の一つ。緑の光に映し出された碧色のレイヤー。 | |
ロゼ: | にゃんにゃ にゃんにゃ〜ん(エクセル ムリしてない?) |
エクセル: | うん・・・ |
ロゼ: | にゃんにゃ〜〜にゃんにゃにゃん (思えばエクセルとの冒険はずっとハラハラの連続だった) |
エクセル: | 僕もそう思うよ |
ロゼ: | にゃんにゃにゃ〜んにゃにゃ〜ん(ところで、エクセルにお願いがあるんだ) |
エクセル: | 何だい? |
ロゼ: | にゃんにゃにゃ〜にゃんにゃ〜ん (この戦いが終わったら次にどんな冒険をするのか決めておいて欲しいんだ) |
エクセル: | ・・・次? |
ロゼ: | にゃ〜んにゃ(そう、次だよ) |
エクセル: | 使い魔なのに、家より外が好きになっちゃうなんて本当に、変な使い魔だな |
ロゼ: | にゃんにゃにゃ〜(主人に似て・・・ね) |
エクセル: | ・・・なるほど でも、そんなに冒険をしてどうするんだ? |
ロゼ: | にゃんにゃ〜にゃ〜〜にゃにゃん (ボクは知恵が欲しいんだ 使い魔のくせにって笑われたっていい この世界の有り余る知識を手に入れたいんだ!) |
エクセル: | 笑わないよ・・・ |
ロゼ: | にゃんにゃ〜んにゃんにゃ〜〜ん (ありがとう エクセル いつの日にか、その知恵を形にすることができたなら まっさきに主人として・・・友としてエクセルのことを記しておくよ) |
エクセル: | 期待しないで待っておく事にするよ |
D.Isher: | (我ハ魔トナリシソノ根源トナル存在) |
エクセル: | あれは・・・!! |
D.Isher: | (世界ハ我ニ怖レ、儚キ恐怖トイウ名ノ賞賛ヲ与エル ・・・我ハ イシュエル 復活セシ、闇ノ眷属 我ノ復活ノタメ 無限ニ続ク恐怖ノ闇ヲ味ワウガイイ!) |
VS闇の眷属U D.Isher | |
戦闘終了 スコア 7000 ランクB グランセイバー | |
エクセル: | 復活する者全てが魔となっている 世界が闇に支配されているとでも・・・いうのか |
『ワープ』 | |
7−7 蒼のソラノ | |
常闇の迷宮内部に展開しているレデュオン3層の一つ。青き光に映し出された蒼色のレイヤー。 | |
エクセル: | ロゼ・・・本当に今までありがとう |
ロゼ: | にゃ〜にゃにゃ(何だよ急に・・・) |
エクセル: | うん、僕は君という存在がいたからここまでがんばれたと思う |
ロゼ: | にゃんにゃ〜ん(またまた〜おだてても何もないよ) |
エクセル: | いや、本当にそう思う |
ロゼ: | にゃんにゃ〜にゃんにゃ(エクセル・・・本気だね) |
エクセル: | うん |
ロゼ: | にゃんにゃ〜んにゃんにゃ(使い魔だからとか、そんなことを置いておいても ボクもエクセルに逢えてよかったって思うよ) |
エクセル: | ・・・ロゼ |
ロゼ: | にゃ〜んにゃんにゃにゃ〜〜〜ん (ボクだけじゃなくみんなにも話してあげなよ みんなエクセルの声が聞きたいんだ エクセルに惹かれてついてきた大切な仲間なんだから) |
エクセル: | うん、わかった |
D.Wurm: | (我は魔となりしその根源となる存在) |
セレネ: | 出たね!! |
D.Wurm: | (世界は我に怖れ、儚き恐怖という名の賞賛を与える ・・・我はリンドヴルム 復活せし、闇の眷属 我の復活のため 無限に続く恐怖の闇を味わうがいい!) |
エクセル: | 敵がくる・・・やるしかないな みんな力を貸してくれッ! |
VS闇の眷属V D.Wurm | |
エクセルの神威天昇斬! | |
戦闘終了 スコア 8000 ランクA 癒しのハーブ | |
エクセル: | よし!進もう |
ロゼ: | (エクセルは強くなったよ 力も そして心もね) |
『ワープ』 | |
ふたたび7−5 | |
エクセル: | ルゥリ、今までありがとう |
ルゥリ: | どうしたの、エクセル?なんか変だよ! |
エクセル: | ルゥリが力を貸してくれたお陰でこんな所まで来れたんだ・・・ありがとう |
ルゥリ: | そ、そんな・・・ルゥリは何もしてないよ エクセルががんばったからだよ |
エクセル: | ルゥリは、全てが終わった後、どうするんだい? |
ルゥリ: | 全てが終わった後・・・う〜ん・・・ エレンディアに帰って街のみんなと遊びたいなー 思いっきりッ! |
エクセル: | ルゥリ・・・ |
エクセル: | フィア、こんな事になってごめん 君たちが僕を助けなければ・・・ |
フィア: | ・・・・・・・・・ |
エクセル: | ごめん、やっぱり怒っているよね |
フィア: | いいえ、嬉しいんです |
エクセル: | えっ!? |
フィア: | 私、前に言いましたよね エクセル様もつらいことがあったら、教えてくださいって |
エクセル: | ・・・・・・うん |
フィア: | やっと、教えてくれましたね ずっと気にしてらしたんですか? |
エクセル: | うん、フィアとルゥリが僕を助けなければ、こんな事に巻き込まれずに 済んだのかもしれないと思っていたんだ |
フィア: | そうですか・・・でも私は逆ですよ こんな事がなければ、みんなにも出会えなかったんですから |
シエラ: | 上から何か降りてきます |
エクセル: | !! |
シエラ: | これは・・・羽根!? |
D.Angel: | (我は魔となりしその根源となる存在) |
セレネ: | まさか・・・ |
D.Angel: | (世界は我に怖れ、儚き恐怖という名の賞賛を与える・・・ 我はアークエンジェル 復活せし、闇の眷属) |
フィア: | やはり・・・闇の眷属!! |
D.Angel: | (我の復活のため 無限に続く恐怖の闇を味わうがいい!) |
VS闇の眷属W D.Angel | |
フィア:闇を翔ける幾多の鴉、月は朧に・・・真・斬鉄秘剣、朧鴉!! | |
シエラのカラミティフレア! | |
戦闘終了 スコア 8900 ランクS サザンクロス | |
『ワープ』 | |
ふたたび7−6 | |
エクセル: | シエラ、今までありがとう |
シエラ: | どうされたんですか、エクセルくん? |
エクセル: | いや・・・なんとなくお礼を言っておきたくなったので |
シエラ: | そうですか・・・それなら、わたしにも言わせてください エクセルくん、ありがとう あなたのおかげで魔法以外にも大事なこといっぱい知ることができたわ |
エクセル: | シエラ・・・ |
シエラ: | さあ、がんばりましょう わたし、前より魔術の事、好きになりました 帰ってもっともっと隠された魔術を研究したいんです |
D.Death: | (我ハ魔トナリシソノ根源トナル存在) |
エクセル: | 闇・・・!! |
D.Death: | (世界ハ我ニ怖レ、儚キ恐怖トイウ名ノ賞賛ヲ与エル ・・・我ハ デス 復活セシ、闇ノ眷属 我ノ復活ノタメ 無限ニ続ク恐怖ノ闇ヲ味ワウガイイ!) |
VS闇の眷属X D.Death | |
戦闘終了 スコア 7300 ランクB 虹のアンフィニ | |
エクセル: | 常闇の迷宮 死した魔を再び魔として復活させる・・・この迷宮に秘密があるのか |
『ワープ』 | |
ふたたび7−7 | |
エクセル: | 常闇の迷宮が揺れている・・・ |
シエラ: | まさか、封印されしセトの召喚 |
ルゥリ: | ええ〜〜!? |
セレネ: | そんな |
シエラ: | 封印されしセトが召喚されれば、リヴィエラは・・・ |
フィア: | エレンディアのみんな・・・ |
エクセル: | 神罰を発動させるものか!絶対にッ! |
エクセル: | ここは・・・ |
ヘクター: | エクセル・・・だな よく私のところへ戻ってきた さすがは告死天使・・・私が見込んだだけのことはある あの無能なレダより強いとは感服する限りだ さあ私の元へ戻り共に神罰を下すのだ そして新たなる絶対神の誕生を祝福してくれ |
エクセル: | ・・・・・・ |
ヘクター: | ・・・どうした? |
エクセル: | あなたは多くを奪いすぎた 精霊を・・・そして友人を・・・ 封印されしセトを召喚するために多くの精霊の魂を奪い、 己が絶対神になろうとレダや僕まで利用した そのうえリヴィエラまで破壊をするというのかッ! |
ヘクター | フン・・・所詮は、神に創られし戦の道具 理解はできぬか・・・ 新たな秩序を築くには、全てを無にしなければならん そして新たなる秩序を築くという事がわからぬとは そもそもリヴィエラの破壊は神界が審判を下した事だ・・・これは神々の意志だ |
エクセル: | 本当に神界が神罰の発動を下したのか・・・ |
ヘクター: | 私でなくともいつか神罰の実行を決定しただろう 私はただ利用しただけだ 私だけではない・・・神界には元々精霊の命を命として扱う考えはない それが神界・・・それが神々の意志・・・それがこの世界の未来だ! 今ここで、仲間とともに悔いるがいい!神界に背いたことを・・・! |
VS反逆のヘクター ヘクター | |
ヘクターのエーテルバースト! | |
戦闘終了 スコア 13500 ランクB | |
ヘクター: | 強い・・・なぜおまえはそこまで強くなった・・・ウルスラが力を与えたのか? くッ・・・あの人形め・・・どこにそんな力を・・・告死天使ごときが我に逆らうなど・・・ |
エクセル: | ヘクター!待て!逃がしはしない! |
『追いかける』 | |
7−8 神々を臨む頂 | |
常闇の迷宮の最深層。レデュオン3層の歪みに存在する第4のレイヤー。ヘクターが存在する。 | |
エクセル: | ヘクター どこにいったんだ!? 「神界には元々精霊の命を命として扱う考えはない・・・」 そんな、バカな・・・そんな事・・・神々が許すはず・・・ 「それが神界・・・それが神々の意志・・・」そんな・・・ |
エクセル: | ここにもいないのか・・・ |
ルゥリ: | エクセル・・・エクセルがルゥリたち精霊のことを考えてくれるのはうれしいよ でも、それに・・・その感情にエクセルが流されちゃだめだよ |
エクセル: | ルゥリ・・・ |
シエラ: | そうですわ、わたしたちは、わたしたちの問題 |
セレネ: | エクセルは・・・ |
フィア: | エクセル様の問題を解決しましょ |
エクセル: | うん、わかった みんな・・・ありがとう |
ヘクター: | セトを召喚させるにはまだ精霊の魂が足らぬか あと少し、少しの精霊の魂があれば・・・ |
エクセル: | ヘクター!、観念しろ!お前の野望も終わりだ!! |
ヘクター: | まだ我にたてつくのか・・・ |
マリス: | エクセル!やはりおまえの負けよ |
エクセル: | マリスッ!! |
シエラ: | 何をする気ですッ! |
マリス: | ヘクター様 この精霊の魂をセト再生の礎にッ・・・ |
ヘクター: | よくやったぞ、マリス |
エクセル: | シエラ! |
マリス: | 早くセトの召喚を!神界の未来のために!ヘクター様が絶対神となるために・・・ |
ヘクター: | よし・・・わかった |
シエラ: | くッ・・・! |
エクセル: | シエラァーーーーー! |
マリス: | これでリヴィエラの未来が・・・そしてあたしの未来が・・・救わ・・・れ・・・る・・・ |
エクセル: | シエラ・・・ |
シエラ: | エク・・・セル・・・くん いいえ・・・エクセル 今まで楽しい冒険をありがとう わたしは貴方にあえて本当に楽しかったわ・・・ いつまでも今のあなたのままでいてくださいね わたしの最後のお願い・・・ ふふ・・・なんだか、逢った時よりたくましくなった気がしますわ・・・・ 今まで言えなかったけど・・・わたし・・・本当は・・・ね 本当は・・・エクセルの・・・こと す・・・ |
エクセル: | シエラ、目を開けるんだ シエラァァーーーーーー!! |
ヘクター: | 最後の精霊の魂が封印されし者セトへ・・・これで召喚することができる これでセトが甦るのだ! |
エクセル: | これが・・・精霊の死を司る究極の存在・・・・・・セト・・・ |
セト: | チカラがホしい・・・シをクらうチカラがホしい・・・チカラチカラチカラ・・・ チカラチカラチカラチカラチカラ チカラチカラチカラチカラチカラ |
ヘクター: | 見ろッ!まるで赤子ではないか 純心に全ての力を求める呪われし生き物 |
エクセル: | シエラ:・・・こんな物の犠牲に・・・ |
ヘクター: | クックックッ・・・ |
エクセル: | なにがおかしい! |
ヘクター: | ダミーの天使とはいえ最後に少しは役に立ってくれた |
エクセル: | 何ッ!? |
ヘクター: | ヤツは・・・マリスは正確には告死天使などではない 告死天使になれなかった者だ |
エクセル: | どういう事だ!? |
ヘクター: | マリスには告死天使に必要な能力すべてが劣っていた そこで、私の力の一部を具現化しかりそめのディヴァインとしてヤツに分け与えたのだ 色々と役に立って貰う道具としてな・・・それをことかいて未来!? フハハハハハ・・・自分が告死天使にでもなったつもりだったのか・・・ マリスも捨て駒として死ねることが幸せであろう 本来、何の役にも立たぬできそこないの天使であったのだからな |
ロゼ: | にゃにゃ〜ん(そんな・・・) |
ヘクター: | ・・・神々・・・告死天使・・・フン、いにしえの決めた理に興味はない リヴィエラなどと言う魔を生み出す元凶となるものを内包した不完全な世界など・・・ 私は絶対神となる 全知全能の力を持ち、完全なる世界を構築するのだッ! |
エクセル: | 許さない・・・断じて許さないぞ、ヘクターーー!! 神々を・・・告死天使を侮辱するなんて・・・ |
ヘクター: | マリスごときを告死天使と言うか |
エクセル: | ああ・・・告死天使の名において、貴様を断罪する!!セトと共になッ! |
ヘクター: | 何をほざく・・・お前が勝ったと思うのはまだ早いぞ・・・ 私とセトが融合する時本当の力を発揮するのだッ! |
ロゼ: | にゃにゃ〜(まさか!?) |
セト: | ・・・ァッ・・・・・・ッ!? |
セトラ: | ・・・・・・フフ ククク・・・コノカ・・・心地ヨイ・・・心地ヨイゾ・・・ |
エクセル: | ヘクターッ! |
セトラ: | ヘクターナドトイウ存在デハナイ 我ハ・・・セトラ・・・我ハ・・・新タナル秩序・・・ ソシテ・・・我ハ・・・絶対神! ククククク・・・オ前タチモ 消エサレッ! |
VS聖魔セトラ | |
聖魔セトラのラグナロク! | |
エクセル:天使の誇りにかけて神意を為さん 剣技、テール・プロミーズ! | |
戦闘終了 スコア 9000 ランクC | |
. | |
セトラ: | グオォォォォ・・・・・・・・・ッ!オ前ハ何者ダ・・・ |
エクセル: | 僕は・・・エクセル・・・死を宣告する者 そして、魔を断罪する者 僕が翼の代わりに得たものはエクセリオンじゃない リヴィエラで出会った仲間と・・・・・・・・・・・・勇気だ!! この世界に絶対神など必要ない!神罰など必要ないんだ! |
セトラ: | 我・・・ガ・・・我ガ存在スルニハ力場ガ弱スギル・・・コレガ・・・オ前ノチカラ・・・ 意志ノ強サ・・・・・・ソウ言ウコトカ・・・ |
ステージクリア クリアターン 48ターン S 所持アイテム 15コ B ご機嫌キャラ 0人 C 731291 TP4 | |
エクセル: | ・・・・・・終わった・・・全てが・・・ |
フィア: | 壁が・・・空が・・・崩れます! |
セレネ: | みんな、逃げてー!! |
ルゥリ: | 逃げ道なんて、ないよーー! |
ロゼ: | にゃんにゃにゃ〜んにゃ〜〜〜ん (ボクたちは死んじゃうのかな 使命を果たしたから? それが神々の決めたことわりなのかな?) |
エクセル: | 僕は・・・シエラを・・・守ることができなかった ヘクターを倒し、神界の暴走を止めたけど 僕は・・・僕はッ |
ロゼ: | にゃんにゃ〜〜んにゃ〜んにゃん (今思うと、全てが神々の筋書きだったのかもしれない ボクたちはその舞台の上で ただ踊っていただけなのかな 生命も木も草もこれからの未来でさえも・・・) |
エクセル: | ここは?僕たちはいったい・・・ |
ウルスラ: | エクセル・・・ありがとう、エクセル ヘクターはセトと共に消えました もう誰も神罰に触れることはないでしょう リヴィエラは救われました |
エクセル: | 本当ですか! |
ウルスラ: | 長い旅でしたね あなたでなければ歩めなかったことでしょう |
エクセル: | ・・・・・・・・・・・・でも僕は大切な仲間を失ってしまった |
ウルスラ: | シエラですね まだ失った訳ではありませんよ |
エクセル: | えッ?シエラ! |
シエラ: | エクセルくん・・・わたし・・・どうして・・・ |
ウルスラ: | 私が彼女の魂を冥府から呼び戻しました 私がリヴィエラでできることはここまでです 今、最後の力を使い終わりました |
エクセル: | ウルスラ・・・ |
ウルスラ: | セトが消滅したために、対極の存在である私もまもなく消滅するでしょう |
エクセル: | そんな・・・ではこれから誰がリヴィエラを護るのですか? |
ウルスラ: | それはこの大地に行きとし生ける者たち・・・この約束の地で未来を掴んだ者たち 私は信じています さようなら リヴィエラの救世主 さようなら 約束を守った誉高き、告死天使よ・・・ |
エンディングへ
ここまでがファーストプレイのリプレイ?となります。これは悪いプレイの見本とも言えるべきものなので
実際はもっと高いスコアでクリアできるようになります。ちなみにエンディングはロゼエンディングです。
使った電池は約10本、表示された時間は65時間で実際のプレイ時間はこの約4分の1ってとこです。
どうでしたでしょうか?リヴィエラの世界観は伝わりましたでしょうか。
このゲームって一歩間違えるとアドベンチャーになったと思うんですよ。
それを見事にRPGとして世に送り出したスタッフには脱帽です。
そして、皮肉なことに自称RPG、遊戯王DM7とWS最高であり2Dでは究極のRPGのこのソフトの
発売日はわずか1週間の違いしかないのです。
前者がユーザーをバカにしてるとしか思えないゲームソフト(反論受け付けます。多分、そんな人は
一回クリアして終わりな人だと思いますが)そして後者はシステム、グラフィック、バランスの全てが
ものすごく高いレベルで完成しているゲームソフトだというのに、売り上げ的には
足元にも及んでいないという世の大作主義?には頭が下がります。
個人的にはこのゲームはゲームブックの最終形である究極のテキストRPGだと思うんですよ。
バグなんて見たこともないし。
だからこそこのゲームを伝えるためにこういう形を取ったのです。
他のRPGじゃ絶対にできない方式ですから。
WSだから出来たトリガーシステム、それによって紡がれる自分だけのストーリー、
細部まで性格付けられている個性的なキャラクター、所持アイテムの取捨選択、ハイスコアアタック、
思わず何時間も聞いていたくなるサウンド
もう、はっきり言ってこのゲームを埋もれさせてしまうのはもったいないとしか思えないのです。
だからこそ僕はこのゲームをもっと多くの人に遊んでもらいたいのです。
現在においては次々と新しいゲーム機が出るために個々の機械がその力の全てを出し切る前に
見向きもされなくなってしまいます。
そのために新しいゲーム機が出るたびにその対応ソフトを作らなければなりません。
技術は届いていないのに無理に背伸びをして作ることになるのです。
その結果を今のゲームが物語っています。
プログラムが複雑すぎて完成したゲームはバグだらけ、古い技術を持っていないので過去のゲームの
移植すらまともにできない、それなのに移植できたと堂々と言っている。
ゲーム機の発売ペースはどんどん早くなっています。
しかし・・・別に過去のゲーム機ですら力を出し切っていないのだから
過去のゲーム機で出しても問題はないはずです。
WSだって全力を出せばこんなに素晴らしいソフトを世に送り出せたのだから・・・
ここまで読んで興味を持った人が1人でもいることを祈ります。
ちなみにこのゲームの攻略本は1冊出ているのですがわずか約130ページで定価1600円という
あまりの高価さなのです。
同じ会社からでているロボット大戦の本よりも400ページ以上少ないというのに値段は200円も
高かったりすることからマイナーゲームの宿命のようなものを感じずにはいられません。
個人的にはアルティマニアレベルの本は出せる内容だと思います。
スワンクリスタルと同時購入しても絶対に損はしないと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後にこのゲームのキャッチフレーズを考えて終わりにしたいと思います。
「いつでもテキパキ、トリガータイプのテキストRPG」