ファミリートレーナー アスレチックワールド


初代DDRと呼んでいいものかはわかりかねますがバンダイが出した専用マットソフト第1弾です。

ファミトレに同梱されてたとも言います。

まあ、内容はというとマットの上をひたすらジタバタし続けて何時間ぐらい耐えられるのかって感じでしょうか。

最初はハードル、その次イノシシ避けという名の障害物競走、そして坂を上がり、丸太渡りという名の平均台、最後はいかだで川をわたる。

これで1セットです。これを最大10周も繰り返すのです。

当然難易度はどんどん上がっていくわけですがそれだけではないんですこのゲームは画面下のモグラとの競争なわけなんです。

しかしこちらは周を増すごとに障害が多くなるのにモグラは待つどころか速くなっていくんです。

なのでこっちはもう、死に物狂いでモグラに追い越されまいと頑張るんですよ。マットの上で。

だから足音はだんだん大きくなりやがて苦情がくるようになるんです。

こんなゲームでもCMを見たときはそんなの知らないから憧れたんです。

運動になると思って毎日やっていたんですが苦情が来てからは封印するようになりました。

で、このゲームはゲームオーバー時に賞状が出るんです。

しかし説明書を読むといい評価を取るためには何周もしなくちゃならないって書いてあったんです。

あの時は『できるかー』って思いました。

そんな理由からファミトレのソフトはこれしか遊んだことはありません。

ソフトは『たけし城2』まで集めました。

きっと世間一般から同じような苦情が来たのでしょう。

ファミトレ自体、いつの間にか消えてました。

そして時は進み、DDRが登場しました。

『ファミトレだろ』とか思いましたが同じ道は歩みませんでした。

なんかダイエットに良いとかで多くの人が買っておりました。

世間的なヒットなので苦情がどうのこうのという問題もあまり起こらず自然に溶け込んでいったのです。

僕はこれがゆるせないのと同時に『ミニ4駆』のことを思い出しました。

ミニ4駆は僕が子供のころにヒットしました。

当然僕も持っていたんですが「危ない」とか「迷惑だ」とか「邪魔だ」って言われて満足に外を走らせたことはほとんどなかったのでした。

しかし、第2次ミニ4駆ブームの時はというとそこら中の道を子供達がミニ4駆を走らせているはひどい時なんて家のドア開けたら横切ってたりもしました。

なのに誰も怒らないのです。

さらに、おもちゃ屋には専用のコースまで設置されていて至れり尽くせりでした。

僕はその子たちが羨ましく思うのと同時に『どうしてハズレくじを引くのはいつも僕たちなんだ』って思いました。

なんで昔ダメだったものがしばらく経てば何も言われなくなるのでしょうか。

そんなことを僕はDDRでも味わったわけです。

で、話をファミトレに戻しますがファミトレ自体はやってて楽しかったです。

5周目ぐらいから一つごとに10分ぐらい休憩しないといけないぐらい疲労していましたがそれでもなんか楽しかったです。

そう言えば子供のころにバンダイは『メロディステップ』なんてものも発売していましたね。

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