スーパーマリオブラザーズ2


あの超ヒットゲームの続編にしてシリーズ最高の難易度。

それゆえアメリカでは『エキスパート』バージョンとして発売されています。

今後ゲームソフトはディスク以外で発売しない!の公言どおりカセット版の発売は遂にされず。

ベースはあくまでも前作であり、そこにチャー・グレーことパワーアップキノコかと思いきや取った瞬間『えっ!?』の毒キノコ、敵にすればジャンプの妨げ、味方にすればとんでもない跳躍力をマリオに与えてくれる『追い風』、とんでもないジャンプ力の『スーパージャンプ台』、なんでお空にイカが?の疑問を巻き起こした『空中ゲッソー』、ゴールの場所を隠すことによる謎解きの追加、数時間かけてたどり着いたのに1度しか遊べない『9−1』の存在、9周クリア後の裏ステージ等のあくまでもマリオの続編ということを意識した作りになっています。

しかしそれが初心者お断りの難易度になり、それでいて慣れれば簡単というレベルで完成しているのです。

しかし、子供主体のゲーム機にディスクというのはちょっと・・・と思います。

子供にはディスクの磁気部分に触ってはいけないなんて理解できないのです。

知らずに触って1枚目はダメに、それでも遊びたいので買ってきた2枚目なんて買ってきてディスクドライブに入れる前に弟にいじられて1度も付くことなくダメになってしまいました。

そんなディスクにスタンダードになる可能性はあったのでしょうか?

個人的にはなかったと思います。しかし、今現在、CDソフトが主流でいられるのはこの当時に身をもって『触るとダメになる』を体験して覚えたからだと思います。

だからディスクの世の中への貢献度は果てしなく大きかったのです。なんといってもCDの利用はゲーム業界だけにとどまっていませんのですから。

マリオのグッズ展開がはじまったのもこの頃だったと思います。

家にもいろいろありましたし、CMでもいろいろやってたと思います。

このゲーム自体の話に移りますと最初のころはステージ1さえもクリアできませんでした。

『追い風』の存在を知ったのなんて小学4年生ぐらいになってからです。

3−4の迷路は解くのに数日かかったし、電源切ったらはじめからだし、無限1UPしてもしすぎて1機でゲームオーバーになったり100機あっても足りないぐらいの難易度でした。

しかしそれでも小学5年生の頃には3機あればクリアできる腕を見につけていました。

やっぱりマリオは偉大です。いつの間にか世の中はそんなことも忘れてしまって簡単でキレイなゲームこそがいいゲームみたいな風潮になっていますが、いつかその状況がなんとかできればと思います。

9−1でパイポに当たったのでもどる