いっき


はじめに言っておきますがひとりふたりでは一揆は起こせません。
なのにこのゲームのタイトルは「いっき」です。絶対間違っています。
悪代官を懲らしめるために戦いを挑んだそうです。
タイトルだけでも不思議なのにゲーム内容も不可思議要素が満載です。
まず、出現するアイテムの全てがパワーアップどころかパワーダウンアイテムです。
武器の基本は鎌なので飛び道具なんですけどやりを取ると前方にしか攻撃ができなくなります。
だいこんは取ると足が速くなりますがなんでだいこんを食べたくらいで足が速くなるのかがわからない上に速すぎてゲームどころではなくなります。
ブスの女の人にはとりつかれると足が急激に遅くなってしまいます。これにはちょっと問題があると思います。
ボーナスステージは仏像の前で投げられたおにぎりをキャッチして食べるのですがこの発想自体が謎です。
なんといってもなんで小判を集めるとクリアになるのかが謎です。
このゲーム、クリアをするのは簡単なのでクリアしてからずっとやってなかったんですが92年に「ゲーム年鑑」という本を買うと
このゲームの説明のところに「全4ステージで悪代官をたおす」と書いてあったのでいつか悪代官が出て来るんだと思って再び始めましたがどれだけ進んでも悪代官は出てきませんでした。
どうやらこれはアーケード版での設定だったようです。
この時に僕はそうそうに「ゲーム年鑑の情報」を鵜呑みにするのをやめてしまいました。
持っている攻略本の名前すら載っていなかったりとその他にも理由はありましたが。
こんな感じでこのゲームには謎が一杯ですが僕にとってこのゲーム一番の謎は昔の友達が
このゲームを誕生日プレゼントに買ってもらっていたことです。
まぁ、こういう経験をしたことがある人にその理由を聞きたくてはじめたのが
「FIRST CONTACT OF FCソフト」だったりするんですが・・・
誰でも一度はソフトを買って失敗したことがあるでしょう。その失敗談を書いてもらいたいんです。
なんていうか「マネーゲーム」とか「アメリカ大統領選挙」とかを定価で買った人がいたら本気でその理由を聞いてみたいんですよ。
 

ひとりでは一揆なんて起こせないからもどる